住 所 名古屋市昭和区西畑町16番地
電 話 052−751−8685
メール ganjouji@nagoya30.net

お知らせ

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今月のお知らせ

今月の行事案内
 12月8日(月)
 定例法話 
 10時から11時半ごろまで
 正信偈の稽古・法話
 法話 前田 和丸 先生
   
    おとき(昼食)はありませんが、
    パンなどおやつの用意があります。

    ※ご都合の良い時間でかまいませんのでおまいりください。
    (pdf版はこちら

    

今月の『和讃』(12月)
    一一のはなのなかよりは
     三十六百千億の
     
光明てらしてほがらかに
     
いたらぬところはさらになし
              (浄土和讃)

      

今月の『御文』(12月)

  第5帖16通 「白骨の御文」 
 
 それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。されば、いまだ万歳の人身をうけたりという事をきかず。一生すぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。我やさき、人やさき、きょうともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は、もとのしずく、すえの露よりもしげしといえり。されば朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり。すでに無常の風きたりぬれば、すなわちふたつのまなこたちまちにとじ、ひとつのいきながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて、桃李のよそおいをうしないぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、更にその甲斐あるべからず。さてしもあるべき事ならねばとて、野外におくりて夜半のけぶりとなしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は、老少不定のさかいなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏もうすべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。