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往生とは、開かれてきた精神生活である

親鸞聖人は「教行信証」の「総序」の中に、

「穢を捨て浄を欣い、行に迷い信に惑い、心昏く識寡く、悪重く障り多きもの、特に如来の発遣を仰ぎ、必ず最勝の直道に帰して 、専らこの行に奉え、ただこの信を崇めよ」(聖典149)
仏教が他の宗教と違う点は、都合が悪いことは嫌だという根性を離れる、その穢を離れ厭う、それで浄土を願うとされています。

抱かれて 参る浄土と聴くうえは 己が力の 要らぬ嬉しさ
この夏の終わりに、父がお浄土に還りました。癌の宣告を受けて僅か数ヶ月でした。
都合の悪いことは顔を顰めるのは、誰でもそうかもしれませんが、この世(穢土)を離れた顔は穏やかでした。仏に出遭わせていただいた顔というのは、かく も穏やかなものかと思いました。

その穏やかな顔をうかがう私の中に開かれてきたのが、お浄土といえましょう。

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